MNPをすると手数料がかかる?スマホ乗り換えで抑えておきたい3つのポイント
スマホの乗り換え(MNP)をする際には、なんとなく手数料がかかるイメージを持たれていらっしゃる方が多いのではないかと思います。
魅力的なプランや機種がある場合に一刻も早く乗り換えたいところかもしれませんが、契約のタイミングや手順を何も考えずにMNPをすると、思わぬ手数料の発生により費用が高くついてしまう場合があります。
この記事では、MNPの手数料について損をしないための3つのポイントを紹介します。
また、メリット・特典が得られる方法についても案内していますのでぜひ参考にしてみてください。
MNPにかかる手数料を把握する
まずは、MNPで携帯乗り換えをする際に、どれだけの手数料が発生するかを正確に把握しておきましょう。
携帯電話の乗り換えには、以下の4点の手数料が発生します。
(1)MNP転出手数料
(2)新規契約事務手数料
(3)長期割引解除料
(4)端末割賦代金の残債
それぞれについて確認していきましょう。
MNP転出手数料
その名前の通り、MNP転出をする際に発生する手数料で、MNP転出元、つまり元々利用していた携帯電話会社から請求される手数料です。
MNP予約番号を発行したときではなく、MNPの新規契約が完了したタイミングで請求されます。
各携帯電話事業者のMNP転出手数料は以下の通りです。
大手3大キャリアの転出料一覧 | |
docomo | 2,000円 |
au | 2,000円 |
ソフトバンク | 3,000円 |
新規契約事務手数料
新規契約事務手数料は、MNPの転出先で新規契約手続きをする際に発生する事務手数料です。
各社(ドコモ、au、ソフトバンク)、金額は同じで3,000円です。
長期割引解除料
契約内容によって、元々利用していた携帯電話会社の長期割引の解除料が発生します。
端末割賦代金の残債
携帯電話を割賦契約で購入し、端末代金を支払い終えていない場合に割賦代金の残債が請求されます。
失敗しないMNPの為の3つのポイント
MNPを行う際に抑えておきたい3つのポイントについてご紹介します。
ポイント① 事務手数料はほぼ必ず発生する
先ほど説明した4つの手数料のうち、MNP転出手数料と新規契約事務手数料については、契約のタイミングや方法に関わらず、ほぼもれなく発生します。
ですので、これら2つの手数料はMNP手続きをする際には発生するものとしてあらかじめ考えておかなければなりません。
MNP転出手数料は、転出元の携帯電話事業者にて解約月の請求書にて請求されます。
また、新規事務手数料は新しい携帯電話の初月の基本料金や通話料などと一括して請求されます。
ポイント② 長期割引(2年契約)については更新期間が重要
長期割引とは、契約中の基本料金の割引などのサービスが受けられる代わりに、更新期間以外に解約した場合に解除料が発生するタイプの割引サービスです。
最近の携帯電話の契約の長期割引では、二年割引が最も一般的です。
二年割引の解除料は、ドコモ、au、ソフトバンク各社同一で、解除料は9,500円です。
更新期間に解約した場合には、解除料は0円です。
二年割引の場合、更新期間は2ヵ月間設けられており、契約から25ヵ月目と26ヵ月目が更新期間になります。
更新期間に関して、Softbankのユーザーは注意点があります。
Docomo、auの場合には締め日が月末で統一されていますが、Softbankはユーザーごとに10日締め、20日締め、月末締めの3つのパターンがあります。
また、特に契約プランを長く変更していないユーザーは、二年割引以外の旧プランでの契約になっている場合もあります。
現在の契約内容を確認するには、以下の方法で正確に確認できます。
おすすめの手順としては、日ごろから定期的に更新期間を確認し、タイミングを逃さないように準備しておくことです。
利用中の携帯電話ショップ(ドコモショップ、auショップ、ソフトバンクショップ)
カスタマーセンター(電話番号…ドコモ 151、au 157、ソフトバンク 157)※それぞれ携帯電話から発信した場合
携帯電話各社ウェブ画面(My docomo、マイau、My Softbank)
ポイント③ 割賦契約の残債に注意
携帯電話は割賦契約で購入される方が多いかと思います。
分割の残金が残っている場合には、当然残りの残債を支払う必要があります。
解約時に残金を一括で支払うか分割で支払い続けていくか支払い方法を選択できます。
割賦の残債についての注意点が2つあります。
その① 毎月の割引が解約月から廃止されてしまう
「端末代金実質0円」などというように、端末代金の分割金には「月々サポート(ドコモ)」「毎月割(au)」「月月割(ソフトバンク)」という割引が毎月の基本料金などから割引されているかと思います。
これらの割引は端末代金に対しては適用されないので、解約月以降は端末代金を全額負担しなければなりません。
その② 二年割引の更新期間と割賦契約の支払い完了時期が必ずしも一致するわけではない
どちらも2年間の契約になるため、ちょうど割賦契約の支払いが完了したときに更新期間を迎えるように考えがちですが、機種変更で端末を途中購入している場合などは更新期間と割賦契約の支払い完了時期が一致しないことがあります。
長期割引と割賦残債の両方を0円にしたい場合には、次の更新期間を待つか、更新期間のうちに新二年割引(サービスの割引内容がやや劣る代わりに25ヵ月目以降はいつ解約しても解除料が発生しないサービス)に手続きしておくと良いでしょう。
大手キャリアや販売店舗のキャンペーン、特典をチェックする
先ほど説明した通り、MNPに伴う手数料は、契約のタイミングによって必要最小限に抑えることができますが、さらに携帯電話事業者や販売店のキャンペーンを活用することで、お得に乗り換えできる可能性があります。
キャンペーンは期間限定で実施されることがほとんどですので、いつでもアテにできるというものでもありませんが、費用を抑えるために大きなメリットがあります。
特に、ガラケーからの乗り換えや、iPhoneへの乗り換えはメリットの大きなキャンペーンが展開されることが多いです。
例えば、2018年6月現在、次のようなキャンペーンが実施されています。
ワイモバイルからソフトバンクへ番号移行プログラム(ソフトバンク)
ワイモバイルからソフトバンクの指定機種(iPhone、スマホ、ガラケー)に乗り換える場合に、MNP転出手数料、契約解除料、新規事務手数料がすべて無料になる非常にお得なキャンペーンです。
初スマホ割(au)
他社のガラケーユーザーがauのスマホ、iPhoneにMNP乗り換えする際に、端末代金と月額が格安になるサービスです。
手数料が免除になるわけではありませんが、それ以上の端末代金の割引を受けられるので、費用の総額が非常に安いです。
これらの他にも、メリットのあるキャンペーンが随時行われる可能性がありますので、気になるキャリアのインターネットで各社のホームページをチェックしてみましょう。
MNPの転出先が決まっていない方は、料金プランや機種に加えてキャンペーンやキャッシュバックも含めて比較するのも一つの手段です。
また、携帯電話事業者の施策とは別に販売店が独自の割引や一括格安販売、キャッシュバックなどのキャンペーン・特典を展開されている場合もあります。
販売店のキャンペーンは、折り込みチラシや販売店のインターネット情報(ツイッター、店舗公式LINEなど)で告知されることが多いので、特に乗り換え検討中の方や更新期間が近づいている方は複数の店舗の情報を比較して、いつでも契約できるよう準備をしておくことをおすすめします。
また、契約期間が近づいていない場合でも安い販売店を発見したときには、ツイッターのフォローをしておくのを忘れずに!
まとめ
スマホ乗り換えの契約解除料に関して3つのポイントを紹介しました。
MNP転出手数料と新規契約事務手数料は必ず発生しますが、長期割引の解除料と割賦契約の残債については契約のタイミングによってはかかりません。
費用を格安に抑えるためのおすすめの手順を確認すると以下のようになります。
1、ご自身の更新期間と割賦残債をネットや店頭で確認する
2、更新期間と割賦残債にずれがある場合には、更新期間に長期割引のプランを変更する
3、携帯電話事業者や販売店のキャンペーンやキャッシュバックをチェック・比較して、準備しておく
MNPの費用は安いに越したことはありませんので、携帯乗り換えを検討される際に、ぜひ参考にしてみて下さい。
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