自分の名前とは違う名義でも乗り換えは可能?MNPで名義変更が必要なケースとは?
2018/10/22
携帯電話のキャリアをMNPで乗り換えを検討中の方はいらっしゃるでしょうか?
電話番号も変わらないし、機種変更と比較するとずっとお得で安い、という様々なメリットがあるので、MNPでの乗り換えを検討中の方は多いと思います。
ところでMNPを検討中の皆さんは、現在お使いのスマホの名義人が誰か把握していますか?
実は名義人が誰かによってMNPの手続き方法が大きく異なります。
目次
MNPは契約者の名義人が同じでないとできない
携帯電話をMNPで乗り換える場合は、これまで契約していた(MNP予約番号を発行した)キャリアの契約者名義人と、これから新たに契約するキャリアの契約者名義人が同じでないと手続きができません。
例えば、ソフトバンクからauに乗り換える場合、ソフトバンクの契約者とauの契約者が同じ人でないと乗り換えができない、ということです。
MNO(au、ソフトバンク、ドコモ)や、MVNO(格安SIM)関係なく、どこのキャリアからどこのキャリアへ乗り換える場合も、契約者の名義人は同じである必要があります。
契約者名義人が自分の名前と違うケースとは?
契約者とは別に「利用者」という登録もあります。
利用者とは実際にそのスマホやガラケーを使用している人のことです。
利用者登録をすると、契約者と利用者をわけて利用することができるのです。
なんでそんなことをする必要があるのか?と思ってしまいますが、例えば、18歳未満の方が携帯電話を契約する時などに必要なシステムなります。
ほぼ全ての携帯キャリアで18歳未満の方は新規契約をすることができませんので、保護者の方が契約者となり、18歳未満の方は利用者として登録されます。
名義人は変更手続きをしないと変わることはありませんので、大人になっても契約者と利用者の関係はそのまま、という人は結構いたします。
契約者が自分と違う場合の不都合はある?
基本的に普通に利用している分には、契約者と利用者が違っても困ることはありません。
ただ、今回のようなMNP乗り換えをする時や解約をする時、あと機種変更をする時にも不都合があります。
契約者と一緒に来店して解約なりMNPなりの手続きするか、契約者からの委任状を使って手続きをするしかありません。
契約者名義人が自分でない時はどうする?
契約者が別にいて自分は利用者の場合、MNP乗り換えをするためには2つの方法があります。
契約者の名義変更をしてからMNPする
契約者にMNPしてもらい、自分は再び利用者登録する
という2つの方法です。
契約者の名義変更をしてからMNPする
契約者の方に支払いなどをしてもらう場合は別として、自分のスマホやガラケーを自分で支払う方ならこの方法が良いでしょう。
良い機会だと思って名義人を自分にしておいた方が、後々楽になるメリットがあります。
名義変更の方法については後述してありますので、参考にしてみてください。
契約者にMNPしてもらい、自分は利用者登録する
au、ソフトバンク、ドコモの大手キャリアでは、解約も新規契約もショップにて手続きをする必要がありますので、契約者と一緒に来店して手続きをします。
ソフトバンクでは委任状を使って契約をすることができますが、auとドコモでは契約者でしか手続きをすることができません。
格安SIMのキャリアではネットで申し込みできますので、利用者の方が代行して手続きも可能ですが、ネットでの申込みでも契約者の本人確認書類は必ず必要になります。
また、基本的に契約者名義人と支払いで登録するクレジットカードの名義人は同一の人でないと契約できませんので注意してください。
名義変更の方法・手順は?
現在利用中の携帯キャリアの名義変更をしてからMNPする方法の手順を解説していきます。
正確には名義変更ではなく「名義の譲渡」という形になります。
au、ソフトバンクの場合
au、ソフトバンクの場合、名義変更(名義の譲渡)はショップ行うこと ができます。
譲渡者(今の契約者)と譲受者(新しい契約者)でショップへ行くのが一番簡単な方法なのですが、二人で行けない場合は委任状を使って手続きをすることもできます。
ただ委任状を使った方法でも、手続きをすることができるのは譲受者(新しい契約者)だけです。
必要な物を持って、ショップに来店してスタッフに「名義変更をしたい」と伝えれば大丈夫です。
必要な物
譲渡者と譲受者で来店する場合
譲渡者(今の契約者)の本人確認書類
譲渡者の印鑑
譲受者(新しい契約者)の本人確認書類
譲受者の印鑑
譲受者のクレジットカードまたは、通帳(キャッシュカードでも可)と銀行印
譲受者(新しい契約者)だけで来店する場合
譲渡者からの委任状
譲渡者の本人確認書類のコピー
譲受者の本人確認書類
譲受者の印鑑
譲受者のクレジットカードまたは、通帳(キャッシュカードでも可)と銀行印
委任状は各キャリアの公式ホームページからダウンロードすることができます。
費用
auは手数料として2,700円の費用がかかりますが、家族間で名義変更をする場合は0円です。
ソフトバンクはいずれの場合も手数料として3,000円の費用がかかります。
ドコモの場合
ドコモで名義変更をする場合もショップで手続きが可能です。
ドコモでは譲渡者、譲受者の他、第三者による手続きもすることができます。
必要な持ち物
譲渡者と譲受者で来店する場合
譲渡者の本人確認書類
譲受者の本人確認書類
譲受者のクレジットカードまたは、通帳(キャッシュカードでも可)と銀行印
譲渡者が来店する場合
譲渡者の本人確認書類
譲受者の本人確認書類
譲受者のクレジットカードまたは、通帳(キャッシュカードでも可)と銀行印
譲受者が来店する場合
譲渡者からの委任状
譲渡者の本人確認書類
譲受者の本人確認書類
譲受者のクレジットカードまたは、通帳(キャッシュカードでも可)と銀行印
第三者の方が来店する場合
譲渡者の本人確認書類
譲渡者からの委任状
譲受者の本人確認書類
譲受者からの委任状
譲受者のクレジットカードまたは、通帳(キャッシュカードでも可)と銀行印
第三者の方の本人確認書類
ドコモでは本人確認書類の提出はコピーは不可ですので注意しましょう。
費用
いずれの場合も手数料として2,000円の費用がかかります。
格安SIMの場合
格安SIMのキャリアでは名義変更ができないところもあります。
現在、名義変更が可能な格安SIMのキャリアは以下の4社だけです。
OCNモバイルONE
mineo
イオンモバイル
Ymobile
その他のキャリアでは名義変更はできません。
どうしても名義変更をしたい場合は、一旦解約して再び新規契約すればできますが、電話番号は変わってしまいます。
OCNモバイルONE
OCNモバイルONEで名義変更をする場合、まずOCNの名義変更受付センターへ電話をして申し込みます。
その後、書類が郵送されてきますので、記入して返送し手続きをします。
手数料として864円の費用がかかります。
mineo
mineoで名義変更をする場合、OCNと同じように電話で申し込んで、郵送にて必要書類の提出を行ないます。
mineoのサポートダイヤルから申し込むことができ、必要書類が郵送されてきます。
3,240円の手数料がかかりますが、家族間の譲渡なら0円で行うことができます。
イオンモバイル
イオンモバイルでの名義変更の手続きはショップでのみ行うことができます。
譲渡者と譲受者の二人での来店が条件で、二人の本人確認書類だけで手続きが可能です。
手数料は3,000円がかかります。
Ymobile
Ymobileでの名義変更はショップでのみ行うことができます。
手続き方法は、Ymobileの親会社であるソフトバンクとほとんど同じですので、そちらを参考にしていただければと思います。
ただ、手続きができるのはYmobileショップだけです。
手数料として3,000円の費用がかかります。
まとめ
いざMNP乗り換えをする時に名義人のことでスムーズに手続きができないと、とても面倒に感じてしまいますので予め確認して準備をしておくのがおすすめです。
MNPは新しく契約するキャリアのキャッシュバックキャンペーンなどの特典を受けられ、安い料金で利用できるメリットが沢山あります。
名義変更をしてでもMNPする価値が十分すぎるほどありますので、しっかりと事前に準備をしておきましょう。
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